先日園医をしている保育園の歯科検診に行ってきました。0歳児から6歳児の年長さんまで約160名の園児を検診しました。泣き叫ぶ子やしっかりと「お願いします」「ありがとうございました」と挨拶できる子まで様々でしたが無事に午前中で一通りの検診を終えました。最後のクラスの子の検診が終わりに近づいたところで何やらゾロゾロと園児達が部屋に入ってくるではありませんか。「あれ?検診まだの子達がいたのかな?」と思っていると皆さん、整列して大きな声で「やまざせき先生、みんなの歯を見てくれてありがとうございました!」とお礼を言ってくれるではありませんか!しかも表彰状まで用意して!予想もしていなかった事に大変びっくりしましたが、その可愛さとその気持ちの嬉しさに胸がキュンキュンしました❤️
最近、インターネットなどで正しい情報が多く得られる事や保護者の頑張りもあって子供の虫歯が激減しています。検診をしていても虫歯がある子供はほとんど見られなくなりました。あっても一、二本です。非常に良い傾向だと思います。しかし、一方で歯並びの不正が多く見られるような気がします。昔に比べ硬いものを食べなくなったせいか顎の大きさが小さくなり歯が顎の中に並びきらず、ガタガタの歯並びになってきているようです。歯並びが悪いとお掃除がしにくく、虫歯のリスクが増えますし、成人してからは歯周病になるリスクも増えます。噛み合わせも悪くなり、より歯周病も悪化します。成人してからの矯正よりも小児期からの矯正の方が比較的簡単な装置で改善する事もあります。是非早い段階で歯医者さんに相談される事をオススメします。
と話はそれましたが、とっても嬉しいサプライズの日でした😊