先日診療後にいつもお世話になっているラボ（技工所）に見学に行ってきました。患者さんの技工物についての相談ついでに、そちらのラボにある設備を見せてもらいました。最近はコンピューター技術の発展に伴い、歯の被せものや入れ歯などの歯科技工物もコンピューターで設計し、機械が作製する時代になりつつあります。一般の方も耳にした事があるかもしれませんがCAD/CAMの技術ですね。こちらのラボにもCAD/CAMが設置してあり一連の流れを見せてもらいました。設計から削り出しまで被せものを一個作製するのに約30分程度で終了します。最終的な形や色の微調整は技工士さんの手で行わないといけませんがものすごい技術だと思います。一方で、現在、歯科技工士は人材不足であるにも関わらず、これらの作業のコンピューター化によって人材不足に拍車がかかるという問題も抱えています。
　こちらのラボの社長、実は僕の幼稚園時代からの幼なじみなんです。ですので、お互いに何でも言いやすく、ついつい無理なお願いばかりしてしまいます。そんなワガママもしっかり聞き入れてくれ、良い仕事をしてくれている友人に感謝感謝です。