絵本ついでに一冊紹介します。「ドアがあいて・・・」という絵本です。病院の待合室を舞台にしたシンプルな絵本です。病院という特性上、少なからず不安をもって来院する患者さんは多いのではないでしょうか?自分の病気、けがの具合はどうなんだろう?どんなことをされるんだろう?怖い先生だったらどうしよう?いろんな不安でいっぱいです。そんな気持ちをうまく表現した一冊です。呼ばれて入った診療室で待っていた結末は・・・?実際に本を読んで確かめてください。
当院でもそういった不安を少しでも解消するためにいろいろな工夫をしています。医院の内装に木を多用することで温かみのある雰囲気を、ウォールステッカーを貼ったり装飾品を置くことで少しでも楽しい雰囲気を作り出したりしています。またクリニック受付のカウンターには以前スタッフからプレゼントされた僕のフィギュアがお出迎えしています。初めて来院された患者さんはここでどんな感じの先生かを知ることになります。自分で言うのもなんですが実物はもっとやさしそうな先生ですよ。
無機質で冷たい感じになりがちな病院ですがこれからもいろいろ工夫を重ねて居心地の良い環境を作っていこうと思います。皆さんも何かお気づきの点、改善点があれば遠慮なく言ってくださいね。