ある先輩が、開業する事とは・・・決断する事！と言っておられたのを思い出しました。そのくらい色々な事を決めなくてはなりません。何も歯科医院を開院するに限った事ではないのでしょうが事を起こすというのは本当に大変です。特に最近では開院までの期間が徐々に少なくなって来ており、業者さんからも「○○日までに決めてくださいね！」という〆切り付き。最初の頃は「ゆっくり考えてくれたらいいですよ〜」という声かけだったにも関わらず、僕自身がなかなか決めきれない性格ですのでいつも結局〆切り間際に滑り込みセーフ！という具合です。決めた後も「あ〜、やっぱりあっちにしておけば良かった・・」などと思いがちですが、考えても仕方ありませんよね？その時の最善の決断であったと信じています。

　と書いてる現在もまさに待合室のソファの生地を悩んでおります。この待合室の患者さんが座るものひとつ例に挙げてみても決断の要素が山ほどあります。まずは何人座れるようにするのか？個別に座れるようにするのか長イスにするのか？柔らかいソファにするのかベンチタイプにするのか？肘掛けはあった方がいいのか？色は何色にするのか？などなど。これらを１つ１つ考え、ショールームにも足を運びながら（座り心地を確認するため大阪にまで行ってきました）ああしようこうしようと決断し、ようやく最終ステージの「張り生地の選択」にまで到達しました。色は緑と決めたのですが緑にも色々あるようです。サンプルを送ってもらい実際に目の前に並べて眺めてみます。「うん、これ！」とたった今決めました。どれにしたかは実際の待合室でご確認下さい。ようやくソファひとつ片付いてホッとしております。さてさて、次は・・・。